2012年より「日々ノ根」改め、「Co. & Kokorone」として活動いたします。よろしくお願いいたします。
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使用する革について



使用する革について-


 生の「皮」を「革」にするには鞣しという工程があります。鞣しには、「植物タンニン鞣し」と「クロム鞣し」の2種類があり、それぞれ出来上がりの革の性質、使用する薬品、コストといった点で違いがあります。

 「日々ノ根」では、なるべく環境や人体への影響を配慮してものづくりをしたいという思いから、主に植物タンニン鞣しの革を使用しています。鞣しの工程で人体に有害な物質が含まれてしまうクロム鞣しの革は、植物タンニン鞣しに比べてコストが安く、ソフトで伸縮性があるという利便性からよく使われていますが、経皮毒の問題も今現在明確に解明されていない状況なので、特に赤ちゃんの肌に触れるベビーシューズなどは、肌にやさしい植物タンニン鞣しの革を使用しています。ただ、すべて植物タンニン鞣しの革でつくるのがいいということでもないので、つくるものの特性や機能などを考えて、革を使い分けて使ってゆくことが大切だと思っています。


 また、革の裁断をしていると、大小を問わず、どうしても出てしまうものが半端なサイズの革です。革は、人間が牛や豚を食べ、そこででた皮を鞣してつくります。食という営みと革産業は切り離すことはできません。そういった経緯で運ばれてくる皮をタンナー(皮を鞣すことを業務としている方々)が手間をかけて鞣してくれた革なので、なるべく有効に使ってゆきたいと思っています。半端なサイズの革は、靴の補強や革小物をつくるなどして利用しています。